ごみ部屋(屋敷)や汚部屋の原因を探り、解決策のポイントをプロが教えます!
ゴミ部屋(屋敷)や汚部屋になったのは、本人の性格によるものと考えている人も少なくありません。
しかし、実は病気が関係している可能性もあり、ゴミ屋敷化は本人のせいと安易に決めつけず、原因を究明することが重要です。
今回は、ゴミ屋敷の原因となる病気や対処法などについて
八王子市の便利屋業13年のプロが詳しく解説します。
ゴミ屋敷、ごみ部屋、汚部屋で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ごみ部屋(屋敷)や汚部屋の原因を探り、解決策のポイントをプロが教えます!
八王子市の便利屋業13年のプロが徹底解説!
1,ゴミ屋敷の原因と考えられている主な病気とは?
不安やうつ病
買い物依存症
OCD(強迫性障害)
過去のトラウマ
認知症
2,どのような心理で溜め込んでしまうのかも見ていきます。
分離不安
とにかく面倒くさい
ストレスを感じている
もったいないと感じる
どうやって掃除したら良いのかわからない
3,ごみ部屋、ごみ屋敷、汚部屋のままで大丈夫?メリットやデメリットを考えよう
汚部屋のままにするメリット
汚部屋のデメリット
4,汚部屋を卒業するには?簡単に始められる掃除方法
①収納場所を決める
②長年使っていない物は捨てる
③掃除する曜日を決める
④今後は物を買う場合は収納場所を決めてから
5,まとめとおすすめ業者
1,ゴミ屋敷の原因と考えられている主な病気とは?
不安やうつ病
ごみを溜め込む人は、不安やうつ病に苦しんでいることがあります。物を捨てられないことで、自分の中の何かが失われるような不安感を感じたり、自分自身が価値のない存在だと感じたりすることがあります。うつ病の場合は、物事に対する興味がなくなり、行動力が低下することがあり、その結果、ごみがたまっていくことがあります。
買い物依存症
買い物依存症とは、現実逃避の手段として買い物を繰り返してしまう依存症の1種です。購入したモノを処分せずに次から次への新しい商品を購入していくため、ゴミ屋敷化が進みます。買い物依存症は、嫌なことや不安なことがあり、それから逃れたいという心理で発症するケースが多いようです。また、比較的若い女性に多いといわれる症状です。
OCD(強迫性障害)
OCDの人は、不合理な恐怖や不安を感じ、その不安を解消するために、何度も同じ行動を繰り返すことがあります。例えば、ごみを捨てることができないという症状がある場合、ごみを捨てるためには、何度も確認しなければならないと感じることがあります。
過去のトラウマ
過去に、家族や友人との別れや、重大な失敗などのトラウマ的な出来事があった場合、ごみを溜め込むことで、それらの出来事から逃れようとすることがあります。物を捨てることが、過去の出来事を再び思い出させるため、ごみをため込んでしまうことがあります。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
ADHDは、モノをなくしやすい、注意力がない、落ち着きがないといった症状が出ます。精神的な病気というよりも、発達障害の一種として扱われるケースが一般的です。整理整頓が苦手で、ゴミ捨てのルールが理解できず、ゴミ屋敷化することもあります。また、ADHDは子どもだけではなく、大人でも悩まされている人が多数存在します。
統合失調症
統合失調症は、精神分裂症とも呼ばれる精神疾患です。感情・思考・行動がバラバラになってしまう病気で、行動や会話が支離滅裂になるという特徴があります。そのため、掃除をしていても、すぐに別のことを始めてしまうなど、整理整頓や掃除が進みません。部屋が汚いことで自分を強く責めてしまう傾向があるため、業者などに片付けを依頼するのが効果的です。
以上のように、ごみを溜め込む行動には、精神的な問題がある場合があります。このような場合は、プロのカウンセリングや治療を受けることが必要です。また、ごみを溜め込んでしまう人には、支援や理解を示すことが重要です。
次に、
2,どのような心理で溜め込んでしまうのかも見ていきます。
汚部屋が落ち着くと感じる心理とは?
汚部屋で生活している人に共通しているのが、汚部屋の方が「安心する」「落ち着く」といった心理です。
これまでの生活習慣から汚部屋が落ち着くと感じる人もいますが、冒頭で紹介したように、少し前まで整理整頓できていた人が急に汚部屋を居心地が良いと感じるケースもあります。
ここでは、汚部屋が落ち着くと感じる心理について探っていきましょう。
分離不安
分離不安とは、「なんだか寂しい」や「急に不安感に襲われる」、「そわそわして落ち着かない」といった状態です。知らないうちに、ゴミや物を友達のように認識し、ゴミや物に囲まれていないとひとりぼっちになったと錯覚します。これは汚部屋の人だけでなく、部屋の中に小物などをやたら飾っている人にも該当するケースがあるため、自分の部屋はどうなっているか考えてみてください。自分でも気づかないうちに、分離不安の兆候が出ているかもしれません。
とにかく面倒くさい
誰しも疲れていると、どんなことも面倒に感じます。ただ基本的には、疲れがとれると部屋をきれいにしようと考えたり、散らかっている部屋を居心地が悪いと感じたりするでしょう。しかし、「とにかく何もしたくない」「片付けは面倒くさい」と思ってしまう人は、「部屋をきれいにするくらいならゴロゴロしていた方が良い」という感情が勝ってしまうのです。
ストレスを感じている
「人の精神状態は、部屋やその人のカバンの中を見ればわかる」といわれることがあるように、ストレスでイライラしていたり、気持ちがモヤモヤしていたりする人は、部屋もカバンの中も煩雑になるケースがあります。心に余裕がないと、「部屋をきれいな状態に保ちたい」という気持ちがどこかにいってしまい、むしろイライラした気持ちを物に当たって解消しようと思う場合もあるでしょう。
もったいないと感じる
分離不安と同じような考え方ですが、物を捨てるのがもったいないと感じ、捨てずに置いておくことで安心感を得る心理です。いつも多くのストック品を置いており、ストックがなくなってくると不安になる人はいませんか?こういった人も、物を捨てるのがもったいないと感じる人と通じる部分があるため、ストックの品で部屋が散らからないように注意しましょう。
どうやって掃除したら良いのかわからない
物に囲まれると安心感を得られるものの、心の奥底では部屋の掃除をしたいと思っている人もいます。しかしどうやって掃除したら良いのかがわからないために、結局放置しているといったケースもあるでしょう。
様々な心の病や心理状況でこのような状況に陥ってしまうことがわかりました。
次に、メリットやデメリットを考えて行きましょう
3,ごみ部屋、ごみ屋敷、汚部屋のままで大丈夫?メリットやデメリットを考えよう
本人が良ければこのままで良いのでは?と思っている人もいるはずです。ただ、場合によっては、他の人に迷惑をかけることもあります。
このままでいるメリットやデメリットについて見ていきましょう。
汚部屋のままにするメリット
汚部屋のままにするメリットは本人のみです。家族や近所の人など、本人をとりまく周りの人にとっては、汚部屋であり続けるメリットはないでしょう。本人が感じるメリットは以下の2つです。
・居心地が良い
・安心する
自分が満足している部屋の環境がずっと続くわけなので、本人にとっては最適な環境で居心地が良く安心できるでしょう。
汚部屋のデメリット
汚部屋となってしまうと以下のようなデメリットがあります。
衛生面の問題
健康への影響
精神面への影響
支出が増える
家や部屋を傷める
汚部屋はゴミや物が多く、掃除ができていない状態のため、ほこりやカビが発生しやすくなり、害虫なども寄ってきます。そういったことが影響して家や部屋を傷めたり、ハウスダストによるアレルギーを発症したりなど健康被害が考えられます。また何事も面倒に感じ、やる気が起きずに時には散らかっている現状を客観的に見て自分を責めてしまい、悪影響もあります。部屋に物があふれていると、どこに何があるかわからず同じ物を何個も買うこともあれば、自分では手に負えず業者に掃除を依頼することにもなるでしょう。そうすると、支出が増える可能性もあります。
いよいよ解決策を考えていきます!
4,汚部屋を卒業するには?簡単に始められる掃除方法
汚部屋で生活している人の中には、「このままではいけない」「部屋を片付けたい」と思っている人もいるでしょう。
最後に、掃除を面倒に感じる人でも簡単に始められる掃除方法をいくつか紹介します。
難しく考えずにとても簡単です!4つのポイントを明確にしていけば
必ず前に進んでいけます。
①収納場所を決める
物を散らかさない基本的な方法は、物の収納場所を決めて使った物を元の位置に戻すことです。使った物を放置しているから、テーブルや床に物があふれてしまいます。元の位置に戻す作業を習慣化できれば、意識せずともできるようになるので、少しずつ行動してみてください。
②長年使っていない物は捨てる
「1,2年使っていない物は捨てる」など自分なりのルールを決めて、長年使っていない物を捨てましょう。たしかに買った物やもらった物を簡単に捨てるのは、もったいなく感じます。しかし、使わずに置いていた物となると話は別です。長年使っていないのであれば、今後も使う可能性はかなり低いでしょう。使わない物を置いておくと、新しい物を購入するたびに物が増えていくため、余計に部屋が片付きません。
③掃除する曜日を決める
「掃除する日は〇曜日」と決めてしまえば、掃除をしやすくなるでしょう。掃除する日を決めていないために、「明日で良いか」「また今度にしよう」と先延ばしします。曜日を決めた方がその日に集中して行えるので、「掃除は面倒」と感じている人ほどおすすめです。
④今後は物を買う場合は収納場所を決めてから
物を購入する際は、収納場所を決めてから購入しましょう。汚部屋の人は、物をため込むのが上手なだけでなく、買い物が好きな人もいます。収納場所を決めないまま買い物してしまうと、「行き場がないまま床に放置する」となりかねません。そうすると、片付かないばかりかどんどん物が増えていくばかりです。
5,まとめ
汚部屋を好む人の心理をひも解いていくと、誰しも少しは思い当たる節があるでしょう。ちょっとしたきっかけで汚部屋になる可能性があるものの、自分では気づかないこともあります。自分の部屋が自分の精神状態を表すバロメーターと考え、時には客観的に見る時間を作ると良いでしょう。
今回、ごみ片付けのプロが解説ブログを書きました。八王子市を拠点に立川市、町田市、相模原市、日野市、多摩市、昭島市、あきる野市の多摩エリアはお気軽にお問合せご相談下さい。地域密着13年のプロがご相談に乗ります!
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